内容説明
二つのヴァイオリンとヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏は、室内楽曲のなかでも最も純粋な音楽形式である。本書は、十六世紀のその起源から説き起こし、今日までの歴史と、弦楽四重奏団の特質を紹介する。ボッケリーニ、ハイドン、モーツァルトからバルトーク、シェーンベルクまで、豊富な譜例とともに解説。
目次
第1章 弦楽四重奏曲の起源から、十八世紀の終わりまで(四重奏曲の起源と初期の四重奏曲;ボッケリーニ ほか)
第2章 十九世紀(ベートーヴェン;ベートーヴェンと同時代の作曲家たち ほか)
第3章 現代(第一期―一八七五年~一九一九年;第二期―一九二〇年~一九六〇年)
結論
著者等紹介
山本省[ヤマモトサトル]
1946年生まれ。1977年京都大学大学院文学研究科博士課程中退。フランス文学専攻。信州大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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