目次
文字と発音のしくみ
書き方と語のしくみ
文のしくみ
区別のしくみ
“部品”のしくみ
「てにをは」のしくみ
数のしくみ
実際のしくみ
著者等紹介
降幡正志[フリハタマサシ]
1967年生。東京外国語大学外国語学部インドネシア・マレーシア語学科卒業。東京外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)修了。アジア・アフリカ語学院専任講師を経て、2000年4月東京外国語大学外国語学部講師。2005年4月同大学外国語学部助教授。インドネシア語学・スンダ語学
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感想・レビュー
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もよ
5
なかなか面白く読めた。学習に向いているかどうかは分からないが、インドネシア語の概略をこれで理解して入門書に入ると上達が早いかもしれない。2014/10/11
西澤 隆
4
この言葉の習得のために読むのではなく、この言葉がどんな言葉なのかをかじってみるための本。友人の入院中の「!」として教えて貰って手に取ったのだけれど確かに面白い。僕らは中学生から英語を習うから、外国語を理解するときには「英語で言うところのコレ」という説明によく遭遇するのだけれど本書は英語の力を借りず、ネシア語と日本語での説明。だからアタマがネシア語からあんまり離れない。しかも口語での直感的なやりとり重視でなんだかインドネシアの雰囲気が伝わってくるんだな。さっと読めて小旅行気分。今度は辞書を眺めてみようかな。2016/12/07
サアベドラ
4
マレー語などをもとに造られたインドネシアの共通語。癖のない発音と簡素な文法が特徴で、日本人がもっとも習得しやすい言語とよく言われる。一方で、中国語並みの孤立語でほぼ語順だけで意味が決まるため、シンプルに見えて意外と文意を取りにくい言語でもある。日本語みたいな畳語表現が発達しててなんか可愛い。なお、「スラマッパギ」はこの言語の挨拶表現。2012/05/27
Ayaka Yamamoto
2
Buku ini menarik sekali.2017/01/02
明太子
2
今まで培ってきた価値観がボロボロと崩れ落ちていく事に旅の魅力を見出せるなら、これは立派な旅本。 ヨーロツパ言語3~4コやった自分には衝撃だった。 「言語って、こんなんで、いいの? どいう思考回路なんですか?」まだ見ぬインドネシア・マレーシアへのロマンがやたら広がる本2008/09/10