出版社内容情報
フランスにおけるエピステモロジー(科学認識論)の明快な入門書。フランス国立科学研究所(CNRS)の主任研究員で、この方面の第一人者が、数学・物理学・生物学・心理学・言語学など諸科学の主要な成果を丁寧に概説する。科学史の現実に密着するという、フランス科学論の伝統を継承した好著。
目次
第1章 常識と科学的知識との歴史的発展
第2章 論理学と数学
第3章 方法論と物理学
第4章 医学と生命科学
第5章 人文科学と社会科学
第6章 科学技術の発展の社会的・文化的・倫理的な意味合い