出版社内容情報
ユーラシア大陸の片隅に人の力によって国土をつくり出し、政治、経済、文化の面で黄金の十七世紀といわれる繁栄をもたらした国オランダ。欧州経済共同体の先駆ともいえるベネルクス同盟を生み出し、透徹した展望と進取の気性に富む独特の性格をもつこの小さな大国の波乱に満ちた歴史。
内容説明
ユーラシア大陸の片隅に人の力で自然から国土をつくり出し、政治、経済、文化の面で黄金の十七世紀といわれる繁栄をもたらし、現代では欧州経済共同体の先駆ともいえるベネルクス同盟を生み出した、透徹した展望をもち、進取の気象に富む独特の性格をもった小さな大国の、波乱に満ちた歴史の概観。
目次
第1章 起源よりカール5世まで
第2章 カール5世の政治
第3章 スペイン体制の終結と独立のための戦い
第4章 17世紀初頭の連邦共和国
第5章 17世紀における連邦共和国の政治
第6章 黄金の世紀の思想と芸術
第7章 18世紀
第8章 フランス時代
第9章 ベルギーとの統合
第10章 1840年から1914年まで
第11章 1914年から1940年まで
第12章 第2次世界大戦からヨーロッパ統合へ