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山の上ホテル物語

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560049488
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0095

内容説明

「良質のものは、いつも少ししかない」ということを肌で感じる、知的でオシャレで小さな山の上ホテル。創業50年を迎えるこのホテルの裏方たちを訪ねて知る、静かで深い良質へのこだわり。多くの作家に愛される特別なホテルの50年。

著者等紹介

常盤新平[トキワシンペイ]
1931年岩手県生まれ、早稲田大学卒業。「遠いアメリカ」で第96回直木賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

14
いつか泊まってみたい、ちょうどいいサイズのホテル。2015/06/17

ジュール リブレ

12
NYCものの翻訳で知られる常盤新平さんが、御茶ノ水の文士ホテルで知られる山の上ホテルを舞台に描いたノンフィクション(多分…) 誰に聞いても、吉田さんの名前が出てくる、そんな、ブティックホテルの先駆けですね。泊まって、いや、レストランも魅力的だなぁ。2011/09/09

そうたそ

8
★★★☆☆ 柚木麻子さんの「私にふさわしいホテル」の参考文献に挙がってたのを見て興味を持ち読んでみた。「山の上ホテル」というホテルは実在するホテルであるらしく、文筆家たちに長年愛されてきたホテルであることが特徴。そのホテルの利用者といえば、池波正太郎、山口瞳、安岡章太郎等々という名立たる面々である。このホテルの利用者のレビューを見れば、手放しで称賛するほどのホテルではないという声をよく見かける。悪くはないが良くもないというところか。文筆家の心をひく何かがこのホテルにはあるのだろう。2013/05/13

みなみ

4
山の上ホテルは御茶ノ水にあり、文豪が気に入って宿泊することで有名だ。この本は山の上ホテルをつくった吉田俊男とその夫人、社員たちの物語が描かれている。吉田氏は今の基準で読むととんでもない風に見えてしまうが、社員の心に多くのものを残しているのがわかる。このホテルになんとなく憧れて披露宴をやったのはいい思い出。2020/07/29

星落秋風五丈原

3
池波正太郎、山口瞳ら沢山の文人に愛され、歴史を刻んできたシックな名ホテル、山の上ホテル。創業50年を迎える知的なホテルのスタッフ達を訪ねて、裏側から其の秘密を探る。わかった事は仕事人の心意気。そして静かで深い良質へのこだわり。2006/04/28

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