散文売りの少女

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560047439
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

出版社で「身代わりの山羊」として働くマロセーヌ。会社のドル箱たる謎の覆面作家をめぐって殺人事件が起こり、とうとう自分の身にも危険が迫る……。「ユーモア・ミステリ」第三弾。 【編集者よりひとこと】 ペナックといえばフランスでは大ベストセラー作家。今回第三弾をお届けするマロセーヌ・シリーズはボックス売りでキオスクに並ぶほどで、広くどの世代にも読まれています。じつは、この『散文売り』でめでたくシリーズ終了の予定だったものの、ペナックはファンのラブコールにこたえ第四弾の完結編も書いたのです。本作が読者の皆さまの好評を得て、最終巻の紹介ができることを心より願っています。

内容説明

巧妙なストーリー・テリングと炸裂するギャグ。フランス・ミステリーの快作。

著者等紹介

平岡敦[ヒラオカアツシ]
1955年生。1984年中央大学大学院修了。中央大学講師。フランス文学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみ

22
このミステリーが荒唐無稽でよかった。こころから。2017/10/06

redbaron

6
聖人で愛を与え、道を誤らない彼と、何もかも奪われていき、深みにはまる彼の話。シリーズ物ってどんどんつまらなくなるのに、このシリーズはどんどん面白くなる。次回作も楽しみですわん(^◇^)スケープゴートの本領発揮www 2015/02/15

ロピケ

3
『大転落』味(まだ読んでないけど)、『ドラゴンタトゥの女』味(読んだこと無いけれど)、へールシャム味、中国文学(文化?)オマージュ味、聖書味、全体としてヴェルヴュー・スパイス風味でいろいろな味わいの楽しめる本だと思った。この本から読み始めちゃったけれど、シリーズ3作目とい言うこと。4作目もフランスでは出ているのだとか。この本でもそうだけれど(4作目でもそうらしい)、マロセーヌ家に関わると命にまで関わるから、思わず脇役にも同情したくなる。前作、前々作も読んでみたい。あと、『悪霊』と『スタヴローギンの告白』も2011/02/19

中海

2
ものすごいすき。どうして世の中の本はこうじゃないの?と思う。読まれるべき本だけが存在し、偽物は全部なくなればいいのに。どうして面白い本は全然見つからないの?せめて十冊に一つはまともなのがあって欲しい。実際は百冊に一つもないよね?内容。なんだろう。本人は欲なく、皆の幸せのために生きてるつもりだが、やっぱ信念というわがままがないと振り回されちゃう、それが人生。早々と植物人間になって、周りの濃い人間達が事件を起こす。昔の映画ピンクパンサーみたいな、ばかばかしさを皆が大真面目にやっていていい。最高。2021/11/21

shiaruvy

2
【2002.03.05 初版】 シリーズ3冊目なので目をつむり\2,400-で即購入。 2017/09/03

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