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シェイクスピアを盗め!

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560047095
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

速記術を使ってシェイクスピアのセリフを盗め! 17世紀のロンドンを舞台に、孤児の少年ウィッジが失敗を繰り返しながら勇気と友情に目覚めてゆくさまを描いた感動の冒険物語。

内容説明

舞台は四百年前のロンドン。孤児の少年ウィッジが、当時人気絶頂のシェイクスピアの台本を「盗む」役目を言いつかった!ユーモアたっぷり、スリル満点の痛快な冒険物語。全米図書館協会最優秀賞受賞。

著者等紹介

ブラックウッド,ゲアリー[Blackwood,Gary]
ゲアリー・ブラックウッドは青少年向きの小説を数多く書いているアメリカの作家。本作『シェイクスピアを盗め!』は1999年度の全米図書館協会ヤングアダルト部門最優秀賞、「スクール・ライブラリー・ジャーナル」ベストブックなど数多くの賞に輝いた。著書『シェイクスピアを盗め!』の人気に応えて2000年には、ウィッジ少年を主人公にした続編『シェイクスピアの代筆者』が出版されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

47
『翻訳者による海外文学ブックガイドBOOKMARK』より。冷たい主人から叩き込まれた速記術を見込まれた孤児の少年は、次の主人の依頼に嫌々答えるべくシェイクスピアの劇団一座に侵入。辛い生活しか知らず、訛り言葉しか話せなかった彼が、少しずつロンドンという都会に慣れて、友情や信頼、家族の温かみなどに気付きながら成長し芝居にのめり込んでいく姿が微笑ましい。驚くほど実在の人物が登場するが、我らがシェイクスピアは端役程度の扱いで少々拍子抜け。才気走った作家として描いてほしかったが三部作らしいので次作での活躍に期待。2020/02/08

ゆーかり

11
以前本屋さんで見かけて興味を持ったまま忘れていた本と図書館で再会。17世紀、シェイクスピアの時代の孤児ウィッジの冒険の物語(ちょっと違う?)。孤児院で育ったウィッジはある時牧師に引き取られ、その後また別の人物に貰い受けらる。徒弟として‘買われて’いくのです。ドナドナ。この物語は勿論フィクションなのだけど、シェイクスピアや速記を考案したブライト博士、その他役者関係者など、実在の人物も多く出て来ます。2010/09/09

HISA

8
☆☆☆1600年頃のロンドンが舞台。速記術が得意なウィッジはシェイクスピアの舞台を書き起こして、つまり台本を盗む事を指示させるが・・2ページ目くらいでこれは私の好きな感じとのめり込んで読んだ。ウィッジが友情、信頼などを知って成長していくのもいいし、ロンドンの猥雑な雰囲気、劇場の様子も興味深いし、この時代女性が舞台に上がれなかったのは知らなかった。2022/08/05

ごへいもち

7
面白かった。さわやか。再読

縄文会議

4
シェイクスピアの劇団という舞台や当時の様子は面白い。でも、孤児の少年が劇団の人々と出会い、家族的な愛情や友情を知り変わっていく、という過程が言葉で説明され進みも早いので、何だかいまいち乗り切れなかったかも…プロットか脚本を読んでいるような。映画にしたら楽しいかも。2023/02/26

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