出版社内容情報
人気と信頼を誇る装丁の第一人者が、読者の印象を高め、書物に新しい生命を吹き込ませるための発想のコツとノウハウを、おなじみの絵はもちろん、文字使い、用紙、色彩など多岐にわたるデザインと、作家たちとの交流を中心にさまざまな局面から書き下ろす、もうひとつの本の物語。
目次
1 装丁で忙しくなり始めたころ
2 装丁と装幀
3 谷川俊太郎さんの本
4 文字について
5 装丁の依頼
6 丸谷才一さんの本
7 映画の本の装丁
8 先生たちの本
9 シリーズものの装丁
10 つかこうへいさんの本
11 紙の話
12 画材について
13 文庫のカヴァー
14 村上春樹さんの本
15 人の絵を使う
16 自著の装丁
17 言い残したこと
18 バーコードについて