見るということ

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見るということ

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560038512
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

 死や恐怖を写した戦争写真になぜ目が引かれるのか? ベーコンの絵画とディズニーの漫画に通底するものは何か? マグリットの絵画に自分の分身を認めてしまうのはどうしてか? 他にミレー、ターナー、ロダンらの作品を〈見る〉ことを通して、写真と絵画の表現を解明する碩学の美術評論集。

内容説明

ザンダー、ストランド、ベーコン、マグリットらの作品をとおして、まさに〈見る〉ことの地層に分け入り、その成り立ちを検証する。写真、美術評論集。

目次

なぜ動物を観るのか?
写真を使う(スーツと写真;苦悩の写真;ポール・ストランド;写真を使う―スーザン・ソンタグに捧ぐ)
生きられた瞬間(素朴派と専門家;ミレーと農夫;シーカー・アーメットと森;ローリーと北部工業地帯;ラルフ・ファサネラと都市の経験;ラ・トゥールとヒューマニズム;フランシス・ベーコンとウォルト・ディズニー;信念のオブジェ;二つのコルマールの間 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ガリ版

0
『マルクス主義と視覚芸術』とか、そういうサブタイトルがってもいいのでは。正直、全然面白いと思えない論考もいくつか。2017/05/28

almondeyed

0
これの文庫版がベーコン展の会場にあったので、そこでこの本の存在を知った。ベーコンの作品解説よりも、ローリーについて書かれた文章があるのにビックリして、読みたくなった。写真論の中では「スーツと写真」の話が面白かった。ローリーの絵にもスーツ姿の男性が登場してたし、ベーコンの絵にもだ。でも、かれらの描くスーツ姿には果てしないまでの違いがあるのだ。この本にはシーカー・アーメット、ロメーヌ・ロルケ、ラルフ・ファサネラといった自分に未知の芸術家も取り上げられていて、非常に刺激になった。2013/04/14

吉田

0
予想と違って、画家や写真家についての各論ばかりだった。あんまピンとこなかった。2009/05/17

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