内容説明
潜水艇に乗って混沌深く潜り込み、秩序を持ち帰りつつ、表層へと浮上せよ。君とドゥルーズを乗せた潜水艇が航時機へと生成変化するラジカル・ヒステリー・ツアーが、ここからはじまる!「概説」を超え、「著作そのものへのストレートな接近」をめざす、思想書の新シリーズ。
目次
序
反復の重層=重奏『差異と反復』
公理(へ)のパッション『アンチ・オイディプス』
出来事としての絵画『フランシス・ベーコン感覚の論理』
intermezzo 1 「ドゥルーズ、その主要著作の概観」
多様体と現実の生産『千のプラトー』
生成する主体『経験論と主体性』
intermezzo 2 「潜水艇、航時機と生―成る」
哲学の友人『哲学とは何か』
跋
著者等紹介
松本潤一郎[マツモトジュンイチロウ]
1974年生。立教大学大学院フランス文学研究科後期博士課程在籍
大山載吉[オオヤマノリヨ]
1975年生。立教大学大学院フランス文学研究科後期博士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アルゴス
2
前期のドゥルーズを担当する松本と中期以降のドゥルーズを担当する大山の共著。どちらもしっかりとした目配りで読ませる。最晩年の「哲学とは何か」についての考察が舌足らずになっているが、これは大山が単著で展開することになる。★★★2018/01/13
HN9
0
12013/07/20
Yuki
0
シリーズもの×ドゥルーズで、この水準はないでしょう。。。2022/01/15
古田更子のデジタル脳味噌ミカンジュース工場ミキサー(時給800円要相談)@批評系YouTuber
0
あはははは!小説、文体力が哲学の良さ悪さと分かります。ドゥールズであれ!差異を反復せよ!走れや、走れ!あっは!2022/01/01