出版社内容情報
本書は、自分の名前をタイ語の文字で書くことからはじめます。習得がむずかしいとされるタイ語の文字を、クイズや写真をふんだんに盛り込んで、とことん楽しみながら読み解いていきます。
内容説明
街角の看板やメニュー、駅の発着表示板、はたまた表札まで、タイ語の文字を手がかりに何でも読んでしまおう。
目次
1章 名前を書こう!
2章 文字に慣れよう!
3章 手書きの文字と数字を読もう!
4章 読んでみよう推理してみよう!
著者等紹介
山田均[ヤマダヒトシ]
1959年生。早稲田大学卒業。同大学大学院博士課程修了。名桜大学国際学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moeko Matsuda
5
旅行に行くと、時にパニックを誘発しそうなくねくね文字、タイ文字。噂によると日本語と並んで世界三大難しい言語に認定されているというタイ語について、とにかく文字だけ見てみよう、という趣旨の一冊。ただでさえも難しいあの文字、もうフォントによっても書く人によってもまちまちで、時に並べられても同じ文字だと思えないほど。しかしそれだけに、なんとなく絵合わせみたいで楽しめる。他の本で推薦されていたところから興味を持ったシリーズだが、たしかにこれは面白い。へー、そうなんだ、というノリで楽しめる、新書感覚の語学書だ。2017/01/21
すみっちょ
2
図書館で借りたらとても良かったので、古本で購入しました。私は以前タイ文字を勉強したことがあり子音は大体読めるのですが、タイ語を全く知らない状態で読んでもおそらく楽しいと思います。子音を覚えてからだともっと楽しめると思います。看板などの崩したタイ文字は難解でした。2021/03/20
ともりん
1
タイ語は話せるが文字の読み書きは苦手。声調もあるし読まない字もあるしで勉強も思うように進まない中読んでみた。この本は文字を読むことに特化していて、声調や細かな発音は思い切って無視している分、読める楽しさが実感できた。内容もタイに行った時に読む楽しさを見出せるように工夫がされているのでタイに行きたくなる。タイ文字は最初のハードルが高く挫折しやすいので今も苦労しているが、読める楽しみを再認識させてくれた。2020/01/18