感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんげん
3
現代において、一般的な個人が購入可能な工業製品の中でも、最も複雑な商業機械である自動車の製造工程の資料集みたいな本。とは言っても、よくあるアセンブリ工程の資料ではなくて、所謂サプライヤと呼ばれる部品メーカに焦点を当てた本で、自動車の本としては非常に珍しいテーマだと思う。3万点にも及ぶという自動車の部品には、非常に多くの人間が関わっていることをまざまざと感じる事ができる。自動車関係にかかわらず、製造に関わる人間は読んでて損はないと感じた。2014/03/06
パンジャビ
2
このシリーズの1冊目しか図書館にないのが残念。多分マニアックな本だと思うけど、これは凄い本。名前や知識として車のパーツは知っていても、それが出来るまでの過程ってのは正直あまり意識してなかった。本当に職人技が結集してあの塊が出来上がるのだなぁ。2016/06/29
Koki Miyachi
1
福野礼一郎と一緒にメイキングオブクルマ。CG誌の連載を纏めた本なのだが、こんな真面目なクルマの本は他にない。ウッドパネル、レザー、インストルエントパネル、ガラス、金型、樹脂成形、エアバルブ、塗装、エアコン、ファブリック、キーロック、ワイアハーネス、ウェザーストリップ、シートベルト/エアバッグ、鉄、ボディの各工場の徹底取材。それぞれの分野のプロのこだわり、日本のモノづくりのレベルの高さに感動を禁じ得ない。車のお世話になっている全ての人に。2013/01/11
SUPERNEET
1
車の本ではあるが、それ以上に日本の物作りについての本だと思える。全ての部分や部品に魂が宿っているのは、何も芸術品だけではない。大量生産品にも、いや大量生産品だからこそ魂を込めている人達が居るのだ。2008/09/11
fest@蔵書整理中
0
これだけ自宅内行方不明。せっかく4冊目購入したのに。借りパクされた予感。「自動車部品」製造の現場が紹介されています。プロによるプロを紹介する本。ものづくりやエンジニア志望、部品フェチにはたまらない本です。