目次
イタリアを忘れると、いいクルマは絶対につくれません。―カロッツェリアを生んだトリノという街
自動車に魂を吹き込むには、こだわりのあるキャラクターが必要です。―カルロ・アバルトという人物
悩めるひとよ、自分だけのクルマを作りなさい。―クルマに憑かれた人びと
にせ者が称賛されるのは、今の自動車に魅力がないからです。―レプリカについて言いたいこと
イタリアではF1は紳士の教養のひとつなんです。―文化としてのモーター・スポーツ
今、自動車ショーがつまらないのは、自動車が変わりつつあるからです。―「今」を映しだすデザインとは
ビーチ・カーとステーション・ワゴンこそ、イタリアらしいクルマなのです。―イタリア式バカンスの過ごしかた
本当の自動車人に会ったことがありますか?―ジョヴァンニ・アニエッリのこと
僕がこの世で一番好きなクルマについて、お話ししましょう。―イタリア人とアルファロメオ
僕ですら魅せられている自動車づくりの仕事があります。―クルマの形を手で作りだすモデラー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りおふ
1
イタリア人にとって車にはエモッツィオーネ(情熱)が大切なんだなと思った。2018/03/19
washa46
0
イタリア在住のデザイナーである内田盾男氏が、イタリアの自動車製造業に関わる人々を、その土地の文化を交えて色濃く紹介してくれる本… 気骨に溢れるデザイナーや試作ボディを作るモデラー… そこに居るのは頑固一徹な職人たち… プロが見ても仕上がりに違いが出る塗装職人… 誰もが自分の仕事に誇りを持っていて非常に真面目な人達ばかり… とても魅力的な人達が産み出すイタリア車だからこそ世界中の人々を魅了するのかな…2020/09/19