内容説明
和歌山大学システム工学部デザイン情報学科では、守備範囲の広い、マルチタレントな人材、すなわち情報科学がわかるデザイナー、あるいはデザインのわかる情報エンジニアを育成している。本書は、開設2年を経て、その概念を広く世に知らしめるべく書としてまとめたものである。1編が情報科学の視点からデザインやマルチメディアを考えた内容、2編がデザイン、インタフェースの視点から情報を考えた内容となっている。
目次
1 情報科学の視点からデザイン、マルチメディアを考える(デザイン情報学へのソフトウェア科学的アプローチ;デザインプロセス支援;アルゴリズムのデザイン;グループウェア ほか)
2 デザイン、インタフェースの視点から情報を考える(プロダクトデザイン;視覚で伝える情報―グラフィックデザイン;システマティック・デザイン方法論とその応用;情報テクノロジーとメディア・アート ほか)