内容説明
本書において、著者はこれまでの論争や疑念についての整理を試みると同時に、実用的な応用に常に目を向けることを心がけた。本書の中のいくつかの手法は古くからあるもので、充分に解明されている。一方、有望だがあまり発展していない手法も取り扱っている。いずれの場合も、役に立ちそうなものを大きく取り上げることに努め、統計学的な理論の美しさは(あるいは、そうした理論が存在するか否かさえ)重視しなかった。
目次
第1章 序論
第2章 1変量の単純な密度推定
第3章 1変量密度推定のための平滑化
第4章 多変量密度推定
第5章 ノンパラメトリック回帰
第6章 順序カテゴリカルデータの平滑化
第7章 平滑化のいろいろな応用