新特産シリーズ<br> 日本ミツバチ―在来種養蜂の実際

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新特産シリーズ
日本ミツバチ―在来種養蜂の実際

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540992520
  • NDC分類 647
  • Cコード C2361

出版社内容情報

慣行品種の西洋ミツバチに致命的なふそ病、チョーク病、ダニ、スズメバチ、寒さに強い。種蜂捕獲、江戸時代から続く自然巣管理(古式養蜂)、近代的な可動式巣枠の活用(新式養蜂)、採蜜法をわかりやすく手ほどき。

内容説明

日本ミツバチは明治期に西洋ミツバチが導入される前の養蜂在来種で、最高級の垂れ蜜、滋養に富むにごり蜜(搾巣蜜)など独特の風味をもつ貴重品だった。アメリカふそ病、チョーク病にかからず、スズメバチを熱殺し、ダニの増殖も防ぐ。寒さに強いので飼いやすく、交配養峰にも有望である。蜂群捕獲や自然巣採取により、誰にでも始められる。飼い方も、野趣あふれる丸太飼いや重箱式といった古式養蜂から可動式巣枠による新式養蜂まであり、西洋ミツバチ用巣箱も活用できる。「居つきが悪い」といわれているが、適正管理で巣の環境を整えてやればどんどん増勢・増群する。

目次

第1章 在来種養蜂の魅力(在来種とはどんな蜂か;病害虫に強く、耐寒性にも優れる ほか)
第2章 蜂の捕獲と巣箱づくり(トラップによる蜂群捕獲;自然巣からの蜂群捕獲 ほか)
第3章 蜂群管理の実際(飼育適地と年間管理のあらまし;分封のようすとその対策 ほか)
第4章 蜜の採取から精製、販売まで(採蜜の方法;蜜のとり出し、精製、保存 ほか)

著者等紹介

藤原誠太[フジワラセイタ]
昭和32年、岩手県盛岡市生まれ。東京農業大学農業拓殖学科卒業(在学中に北南米で約1年間養蜂研究)。独自に日本ミツバチの飼育法を開発(藤原式)、養蜂関係特許多数保有。現在、(有)藤原アイスクリーム工場専務取締役、(有)藤原養蜂場専務取締役、日本在来種みつばちの会会長

村上正[ムラカミタダシ]
昭和27年、岩手県紫波郡都南村生まれ。岩手県中央職業訓練所修了、家具職人として木材の見立て、木工に精通。独自に日本ミツバチの飼育法を開発(村上式)、藤原誠太氏とともに日本在来種みつばちの会を結成。現在、(有)藤原養蜂場養蜂管理課長、日本在来種みつばちの会理事。一級技能士、職業訓練指導員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

63
図書館本。 逃げやすくデリケートなニホンミツバチ。本書は2000年に出されていたそうですがこのころからランをはじめとする在来種に世論の関心が傾き始めたのですね。プロポリスなるものはニホンミツバチからは取れないそうな。養蜂といえばハチミツ、ローヤルゼリーですがプロポリスは聞きなれない。養蜂世界はこれまた奥深い。 キンリョウヘン…、ニホンミツバチ界では有名ですが普通の園芸店では手に入りづらいそうな…。2024/02/10

ゆうゆうpanda

43
西洋ミツバチに比べ蜜の量は少ないものの、素朴な味わいの蜜が採れ、病害虫に強く、耐寒性に優れた日本ミツバチ。その飼育方法が全て分かる大変有難い本。多分、日本ミツバチを本気で飼おうとしている人にとっては。私は俳句の題が「蜂」だったから読んだだけなので、ダメな生徒でございました。それでも蜂飼いの熱き魂は充分に伝わってきました。時には蜂のハンター。蜂の群れを増やす分封の時は策士。熊との攻防もすればマーケティングもする。著者に興味が沸いて思わず「藤原養蜂場」をググりました。奥さんも『はちみつ』という絵本出してます。2017/01/12

ゆきお

2
【今年の1冊目】 養蜂家さんが書いた日本みつばちについての本。 日本の養蜂の歴史的な変移が実体験を通じて書かれていること。そして、日本みつばちの性質や分蜂などについてはわかりやすく書かれている。 ただ、セイヨウミツバチの養蜂のやり方を日本みつばちに応用して養蜂を行うという考え方のようで、野生というより、家畜のようなかたちで効率化や合理化を求めた手段や管理方法が記載されているところがなんとも言えない。 2017/01/08

yasu kash

1
いきなりこの本を読むと、知らない単語が出てきて面食らいます。私は、この本を一旦中止して「ニホンミツバチが日本の農業を救う」「ハチミツの危ない話」の2冊を先に読んでから再読しました。そうすると、中身がよくわかる。丁寧な説明で、勉強になる本です。2015/06/12

たまきら

1
現在再読中。勉強になるっす。2014/10/31

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