出版社内容情報
上流、下流、きれいな川、汚れた川、それぞれに住む生き物はその川の個性と環境を知る貴重な手がかり。その個性と環境に合わせた生き物の〈すみわけ〉を知り、川をきれいに、豊かにする視点と方法を平易に示す。
内容説明
私たちは、川の生物たちがどう影響をうけるか、また周辺の陸上生態系や、ひいては人間の生活にまで及ぶ影響について予測をたてて行動をしなければなりません。川はだれのものでもないのですから、人間が一人合点の思いこみで突走ってはいけないのです。
目次
日本の川にはトビケラがいる
池の顔ぶれが変わってきた
湖にはプランクトンやベントスが多い
ダムがつくられ姿を消した生物
ダムに魚道がつくられた
生物によって川の汚れ具合を知る〔ほか〕