内容説明
箸は、毎日の生活のなかで、欠かせない道具だ。日本人は、かならずといっていいほど、毎日の食事のなかで箸を使っているね。あんまり、身近な道具だから、箸についての文化をじっくり考えたことがないと思うけれど、箸を使うことには、とても深い意味もあるんだ。自分で使う箸を自分でつくって、箸について、いろいろ考えてみよう。
目次
手で食べる、箸で食べる、フォークで食べる
箸をあやつるアジアの食文化圏
箸は、食を通して神と人間をつなぐ
塗り箸、割り箸、江戸の箸文化
アジアの箸、日本の箸
自分の箸をもとう!手の大きさと箸の長さ
箸をつくるための材料と道具
箸をつくる手順をおぼえる
さぁ、いよいよ、箸づくりにチャレンジだ!
あるていど削れたら、あとは紙ヤスリで削る
まずは、シンプルに蜜蝋だけで仕上げよう!
自然な形を生かした、取り箸をつくってみよう
自分だけの好きなもようや形の箸をつくろう!
正しい箸の持ち方、嫌い箸
マイ箸で日本食をおいしく食べる
著者等紹介
土橋とし子[ツチハシトシコ]
1960年和歌山県生まれ。浪速短期大学デザイン美術科卒業。デザイン事務所でアシスタントとして働いたのち、フリーのイラストレーターとして仕事を始める。TIS会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。