内容説明
家系図作りがおもしろい。ご先祖様を知りたい方にも、相続関係実務家にも、この一冊。「戸籍とは何か」「戸籍の取り方」から始め、「戸籍のくわしい見方」「外国人関係の戸籍」について例を用いて紹介。
目次
第1章 戸籍のキホン
第2章 古い戸籍から今の戸籍までの見方
第3章 昔の大所帯戸籍を分析してみよう
第4章 転籍
第5章 戸籍が生まれる原因、なくなる原因一覧
第6章 養子縁組の戸籍をみてみよう
第7章 離婚するとどうなるの?
第8章 外国人と日本の戸籍
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽぽんた
16
まだ30歳ですが、親や祖父母が元気で昔話が聞けるうちに、家系図を作っています。以前戸籍はこれでもかというくらい勉強したことがあるので、入門編といった感じですいすいと読了。山崎さんは確か、時代考証とかもされている方ですね(違うかな?同姓同名かな?)。2020/06/14
ちえり
14
戸籍のサンプルがたくさんあって、それぞれ詳しい解説があり、分かりやすかったです。毎日多数の戸籍を見なければならない部署に最近異動になり只今研修中の私には非常に頼りになる書籍です。勉強熱心だね、と褒められたことも嬉しい。日本人にとって大事なこと、何で学校で教えないのかな。現代社会とか倫理とかで組み込めばいいのに。2021/03/20
Hiroshi
3
戸籍とは、日本国民の身分を公に証明するもので、日本国民についての出生・親子関係・養子関係・婚姻・離婚・死亡などを証明するものだ。戸籍には、現在の身分を証明する「戸籍」と、戸籍に記載された構成員全員が婚姻や死亡により戸籍から除かれ、結果としてその戸籍に誰もいなくなったため、戸籍簿から除籍簿に移し替えられた「除籍」、法令等の改正により戸籍の用紙を改めて書き替えることになった時の前の戸籍の「改製原戸籍」がある。「かいせいげんこせき」と読むが、現戸籍と間違えるので、役所では「はらこせき」と言っているようだ。2017/02/10
沙弥
2
戸籍の読めない人が増えているからと、勉強用にお借りした本。なるほど読めん。大正4年式戸籍はまだわかるが、明治の戸籍は見ただけではさっぱり解らん。図解する途中でこんがらがってくるw古い戸籍の読み解き方がわかりやすく解説してあるので、大変参考になりました。念のために手元に一冊買っておこうと思う。2022/05/28
YJ
2
中々面白かった。家督相続。明治19年式→明治31年式→大正4年式→現行戸籍(改製、婚姻、コンピュータ化)2017/01/27