アメリカ帝国の滅亡を予言する―映画で読む世界の真実

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784537260137
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0030

内容説明

アメリカ帝国が音を立てて崩れていく―。日本、そして世界でこれから何が起きるのか?2013年アカデミー賞受賞作から欧州の名作まで、近年公開された優れた「政治映画」20作品から、激動する時代の最先端を読み解く。

目次

1 アメリカ帝国神話の終焉(アメリカ人は自分が外国で“人質にされること”を恐怖している―『アルゴ』2012年/ベン・アフレック監督;リンカーン大統領自身は権力者だから決して人民peopleではない―『リンカーン』2012年/スティーブン・スピルバーグ監督;人間に付けられる値段の相場は昔も今も大して変わりはない―『ジャンゴ繋がれざる者』2012年/クエンティン・タランティーノ監督 ほか)
2 ハリウッドの中の反骨精神(帝国が属国群を支配することの苦悩―『アレキサンダー』2004年/オリバー・ストーン監督;9.11事件の真実をそれとなく示唆する―『ワールド・トレード・センター』2006年/オリバー・ストーン監督;知性なきブッシュ大統領を共感と幻滅を込めて眺める―『ブッシュ』2008年/オリバー・ストーン監督 ほか)
3 アメリカの没落とヨーロッパの悲劇(描写に一切の嘘がないなんとも陰鬱なロシア映画―『牡牛座レーニンの肖像』2001年/アレクサンドル・ソクーロフ監督;ポーランド愛国軍1万5千人がソ連に虐殺された事実―『カティンの森』2007年/アンジェイ・ワイダ監督;どこの国でも戦争の真実は同じ―『戦火のナージャ』2010年/ニキータ・ミハルコフ監督 ほか)
巻末付録 本書で評論した映画の監督たち15人のプロフィールと解説

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている。タブーを恐れない歯に衣着せぬ発言で、カリスマ的な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

脳疣沼

1
本気なのか、笑わそうとしてるのか、サービス精神旺盛なのか。2016/07/05

まさとん

0
映画から、これ程までに政治に結びつけられるとは、すごい。読んでいて興味深かった。2013/05/06

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