パンドラ新書
ヘンタイの哲学―ヒトの性欲と快感のしくみを探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784537253122
  • NDC分類 145.7
  • Cコード C0276

内容説明

ヒトの性欲に貴賤はない。SM愛好家、フェチスト、異性装者、スカトロジストなど、世間で言われる「ヘンタイ」にスポットを当て、彼らの性欲構造を歴史的・文化的に考察する。

目次

第1章 ヒトの性欲をハダカにする―ヘンタイこそ、ヒトのヒトたるゆえんである
第2章 “極上の快感”はヘンタイにあり―性欲の異常と正常を分ける基準って何だ?
第3章 ヒトの性ほど奥深いものはない―エクスタシーを得るにもルールとマナーがいる
第4章 ホントはこんなプレイを愉しみたい―ヒトの身体はどこでも“快感の源”である
第5章 めくるめくアブノーマルの世界―タブーなき性の多様性がヒトの証
第6章 がんばれ!性の求道者たち―ヘンタイこそ生きるエネルギーだ!

著者等紹介

キムミョンガン[キムミョンガン]
性人類学者。1950年、神戸市生まれ。1975年から1985年まで、京都精華大学にて文化人類学の講師を務め、性について研究を重ねる。1990年以降、在野で「性人類学」の研究を行ない、独自の分野を開拓。『週刊ビッグコミックスピリッツ』『ポパイ』などで、性と愛に関する問題を執筆開始、若者に圧倒的な支持を集める。生物学、動物行動学、性という人類最大の秘密を解き明かす手法には定評がある。1999年、性に関する教育・指導を行なう相談所せいを設立。所長として、さまざまな悩みのカウンセリングに当たっている
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