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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
71
高校の写真部に所属する女の子が、東京のあちこちを写真散歩する展開で、著者が実際にロケハン?した時のコラムも掲載され、読み応えがあった。っていうか、この漫画片手に同じ場所に実際行ってその風景を見たくなってくる。登場するのはよく知った場所から、住んでいながら知らなかった場所までバラエティ豊か。物語はあってもなくても良いような内容だし、女子じゃなくても個人的には良かったのだけど(笑)「女子カメラ」なんて雑誌がある昨今の流行の影響かも。ちなみにカメラに関してのマニアックな話はほとんどない。2013/07/08
コットン
46
水さんからお借りしている東京ガイド写真コミック。③漱石の芥川に宛てた手紙の続きを思い出す。(兎角才能のある人は馬のように走るけれど、牛のようにゆっくりと進みなさい)という意味のことが書かれてあったな…。⑨また幻影城の二銭銅貨のメッセージもなつかしい。⑱のコンドル先生の旧古川邸も興味深い。⑳西荻窪のアンティークの街は一度訪れてみたい。2014/01/19
七色一味
39
この巻は、とりあえず都内散歩。田端なんて言う思いもかけない場所が文学と関係があって(・o・) ☆暖かくなったら、この本ネタに東京ぶらりツアーなんてのを、企画してみたいものです。2014/01/28
ソラ
21
街歩き漫画。かつて東京に住んでたので懐かしい地名ばかり。ただ、都内とはいえ多摩地区に住んでたので、この作品で紹介されているところには実際には行ったことがない。もったいないことしたなー2013/01/06
河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長
16
丁寧な線で描かれた絵柄が、なんとなく竹久夢二を連想しました。そんな絵柄で綴られる東京散歩。フィルムカメラというのがまた、個人的にぐっと来ます。一編一編はとても短いですが、とても好感を感じられました。うん、これは良い。素敵な一冊。もうすぐ2巻発売のようです。楽しみです。2012/12/22