スーパー望遠鏡「アルマ」が見た宇宙

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スーパー望遠鏡「アルマ」が見た宇宙

  • 福井 康雄【編著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日本評論社(2016/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535787742
  • NDC分類 440
  • Cコード C3044

出版社内容情報

観測開始早々いくつかの大発見をもたらしたアルマ望遠鏡。鮮明な画像とともに、そこに起きている現象を、第一線の研究者が解明。●ついに来たアルマの時代!●



アルマ望遠鏡は、日本・北米・ヨーロッパ・チリが協力して、計66台のアンテナをチリ・アンデス山中の

標高5000mの高原に設置し、ひとつの超高性能な電波望遠鏡として観測を行っています。



2013年から本格的な観測が始まりましたが、すぐに驚くべき成果が次々に発表されました。

その代表的な成果がカバー写真に使用した「原始惑星系円盤」の画像です。



本書は、これまで得られた成果を中心に、以下の5人の天文学者がビジュアルな写真とともに、

どのような発見があったか、そこで明らかになった「物理」を平易に解説しています。



序章 スーパー望遠鏡「アルマ」 水野範和(国立天文台チリ観測所)

1章 宇宙と銀河の誕生  谷口義明(放送大学)

2章 巨大星の誕生    福井康雄(名古屋大学)

3章 原始惑星系円盤   立原研悟(名古屋大学)

4章 物質の進化     坂井南美(理化学研究所)



編著者の福井康雄氏は、アルマ・プロジェクトにおいて当初より中心的な役割を果たされ、

さらに広く一般に向けてアルマを紹介する活動も積極的に進められてきました。



スーパー望遠鏡「アルマ」がもたらした超高分解能(視力=2000!)によってベールをはがされた

「宇宙の素顔」を、存分に楽しんでいただけたらと思います。



序章 スーパー望遠鏡「アルマ」(水野範和)
1. アルマ望遠鏡
2. 干渉計とは
3. アンテナ
4. 受信機
5. 相関器
6. より精密な測定のために
7. アルマ望遠鏡の運用
8. アルマ望遠鏡の将来拡張

1章 宇宙と銀河の誕生(谷口義明)
1. 宇宙の進化
2. 銀河の誕生
3. 銀河の進化
4. 銀河中心の超大質量ブラックホール
5. 銀河と超大質量ブラックホールの共進化

2章 巨大星の誕生(福井康雄)
1. 宇宙の星
2. 小型星の誕生:太陽の起源 
3. アルマが見たマゼラン雲の巨大星形成
4. 巨大星の形成を解く
5. 分子雲衝突が生み出す「巨大星の世界」
6. 初期宇宙へ

3章 原始惑星系円盤(立原研悟)
1. 惑星の形成をとらえる
2. アルマの初期成果・デブリ円盤
3. 様々な形の原始惑星系円盤
4. 原始惑星系円盤の3次元構造と有機分子
5. 生命の起源は宇宙から?
6. 双子星とその円盤
7. アルマの本気を見た、長基線観測
8. アルマがもたらす原始惑星系円盤研究の新時代

第4章 物質の進化(坂井南美)
1. はじめに----物質と電波の密な関係
2. 星間分子
3. 星の誕生と分子進化
4. 多様な環境
5. 原始惑星系円盤へ
6. 太陽系の奇跡

福井康雄[フクイヤスオ]
名古屋大学大学院理学研究科教授

内容説明

アルマのもたらした超高分解能の世界は、巨大ブラックホールの存在を明らかにし、惑星形成の痕跡を発見した。スーパー望遠鏡によってベールをはがされた「宇宙の素顔」を余すところなく描く。

目次

序章 スーパー望遠鏡「アルマ」(アルマ望遠鏡;干渉計とは ほか)
1章 宇宙と銀河の誕生(宇宙の進化;銀河の誕生 ほか)
2章 巨大星の誕生(宇宙の星;小型星の誕生―太陽の起源 ほか)
3章 原始惑星系円盤(惑星の形成をとらえる;アルマの初期成果―デブリ円盤 ほか)
4章 物質の進化(はじめに―物質と電波の密な関係;星間分子 ほか)

著者等紹介

福井康雄[フクイヤスオ]
1951年、大阪市生まれ。1974年、東京大学理学部天文学科卒業。現在、名古屋大学大学院理学研究科教授、名古屋大学大学院理学研究科附属南半球宇宙観測研究センター長。理学博士。専門は電波天文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yooou

9
小粒ながら情報ぎっしり。判りやすくてよくまとまった一冊でした。のんびり休養の1日に心の栄養をもらいました2017/01/29

わえ

4
チリ・アタカマ砂漠の標高5000mの高原に建設され運用されているミリ波・サブミリ波望遠鏡の「アルマ」による、天文学上の成果が詳しく分かりやすく解説されている。/ミリ波は波長1mmから1cm、サブミリ波は0.1mmから1mmの電波で、数100度以下の天体(星を作る原料になる星間空間のガスや塵)が放つ。/宇宙の進化史では、一般に「小さいものから大きいものへ」、つまり小さい銀河から銀河同士の合体などで徐々に大きい銀河ができると考える。しかし、宇宙の密度の高い領域では大きな銀河がいきなりできる。その領域では星形成2020/01/24

こうきち

1
KindleUnlimitedで読了。本書を読むと、観測のために高度な理論が必要となり、それによる観測がまた、理論を磨いていくという様子がわかります。2019/06/02

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