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キューネン数学基礎論講義

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535787483
  • NDC分類 410.9
  • Cコード C3041

出版社内容情報

名著『集合論』の著者キューネンによる数学基礎論の教科書、待望の邦訳。
公理的集合論からゲーデルの不完全性定理まで幅広い題材を、
哲学的な話題も含めてていねいに解説します。


第0章 導入
予備知識/述語論理/なぜこの本を読むべきか/数学の基礎/どのようにこの本を読むべきか

第I章 集合論
方針/公理/叙述についての二つの注意点/万物の理論としての集合論/数えること/外延性,内包,対,和集
合/関係・函数・離散数学/順序数/順序数についての帰納法と再帰/冪集合/基数/選択公理AC/基数の算術
/基礎の公理/実数と記号的存在

第II章 モデル理論と証明論
方針/証明論への史的導入/モデル理論への非-史的導入/ポーランド記法/1階論理のシンタクス/略記法/1
階論理のセマンティクス/セマンティクスに関する概念の追加/トートロジー/フォーマルな証明/証明の構成
への戦略/完全性定理/完全な理論/等式理論とホーン理論/定義による拡張/初等部分モデル/集合論のモデ
ルにおける定義可能性と絶対性/弱い集合論/その他の証明の理論

第III章 数学の哲学
実際に真なのは何か/偽りのない理解のために

第IV章 再帰理論
概要/チャーチとチューリングの提唱/HF上の?_1関係/対角線論法/論理学における決定問題

ケネス・キューネン[ケネス キューネン]
ウィスコンシン大学マディソン校名誉教授

藤田博司[フジタ ヒロシ]
愛媛大学大学院理工学研究科助教

内容説明

名著『集合論』の著者キューネンによる数学基礎論の教科書、待望の邦訳。公理的集合論からゲーデルの不完全性定理まで幅広い題材を、哲学的な話題も含めてていねいに解説します。

目次

第0章 導入(予備知識;述語論理 ほか)
第1章 集合論(方針;公理 ほか)
第2章 モデル理論と証明論(方針;証明論への史的導入 ほか)
第3章 数学の哲学(実際に真なのは何か;偽りのない理解のために)
第4章 再帰理論(概要;チャーチとチューリングの提唱 ほか)

著者等紹介

キューネン,ケネス[キューネン,ケネス] [Kunen,Kenneth]
1943年生まれ、ウィスコンシン大学マディソン校名誉教授

藤田博司[フジタヒロシ]
1964年京都府生まれ。1987年立命館大学理工学部数学物理学科卒業。1991年名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程中退。現在、愛媛大学理学部特任講師。専門は記述集合論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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