内容説明
「ゆとり教育」の新指導要領で学んだ高校生が大学入試。2006年問題に向けてなにをすべきか・なにができるか。
目次
多様化という名の多極化―指導要領と大学入試を“時流”の中で考える
高校で学ぶべき数学
学力と大学入試―大学生の立場から
「社会が良くなっている」と感じながら私は四〇代を過ごしたい
日付のない手紙
匿名座談会「東京大学入試が新しい風を吹き込むか」
入試問題を通じた大学側の鮮烈なメッセージ―東大の歴史的入試問題
数学の入試はどうあるべきか?
本当の学力をつける受験勉強とは
教員養成から見た入試と教育〔ほか〕
著者等紹介
上野健爾[ウエノケンジ]
1945年熊本県生まれ。現在・京都大学大学院理学研究科教授
岡部恒治[オカベツネハル]
1946年北海道生まれ。現在・埼玉大学経済学部教授
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