目次
複雑さと単純さ
ライフゲイムの世界
マクスウェルのデモン
グライダーと宇宙船
情報とその構造
際限ない成長
再帰的にみた物理学
再帰的なゲイム
ビッグバンと熱の消滅
ランダムな初期配置のもとでのライフゲイム
フォン ノイマンの自己再製機械
ライフゲイムの自己再製パターン
再帰的な宇宙
著者等紹介
パウンドストーン,ウィリアム[パウンドストーン,ウィリアム][Poundstone,William]
MITで物理学を学んだ後、ライターになり、ニューヨーク市に住んでいる。著書として、『Big Secrets』があり、『Los Angels Times』紙や、『Esquire』誌、『New West』誌、『Oui』誌他に寄稿している
有沢誠[アリサワマコト]
東京大学で数理工学を学び、通産省電子技術総合研究所、山梨大学を経て、現在慶応義塾大学環境情報学部教授。工学博士(情報工学)。コンピュータおよび数理パズルに関する著書、訳書が多数ある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オフィス派の宇宙図
1
ライフゲームにおいて自己複製パターンは可能。パターンを配置してコンピュータを作れるので、自己複製パターンが進化して知性を持つかもしれない。2017/06/19
あじのり
0
再帰から生まれるカオス シミュレーション空間の可能性2014/07/11
あーる
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生命が誕生する条件の一つに過疎であることがあげられることとか情報的な生物の定義とか新しい視点が多かった2013/05/23
ぴー
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自分が理解できる範囲で読んだけど可能性を感じる話は面白い。2013/04/13
Hisashi Satake
0
難しめの本だったけど面白かった。単純な仕組みなのにもかかわらず、まさに宇宙並みの複雑さを持つライフゲイム。ライフゲイムはチューリング完全で自己複製も可能らしい。いったいどんなパターンになるんだ。2012/09/14