内容説明
最近はね情報科学のいろいろな分野で数理論理学が用いられるようになってきました。この本は、そのような分野を勉強する際に必要になると思われる数理論理学の基本的な結果について述べたものです。
目次
第1章 命題論理
第2章 述語論理
第3章 エルブランの定理と導出原理
第4章 様相論理
第5章 直観主義論理
第6章 自然演繹の体系
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
7
全体の流れを知るためにまずは流し読み。情報科学の基礎を解説するために書かれたようだが、「シークエント計算」を前に押し出している時点で結構珍しい気がする。2022/04/22
デコボコ
6
かなり幅広い話題が扱われていて面白かったです。 様相論理に関しては三浦俊彦『可能世界』(の第1,2章)やヒューズ,クレスウェル『様相論理入門』の方が分かりやすいと感じましたが、この本は、ラムダ計算についての記述が非常に分かりやすくかつ短くまとまっていて、感動です。2015/01/03
田蛙澄
2
これで4冊目の論理学の入門書だが、これが一番丁寧で分かりやすかった。述語論理までの入門書が割と多い中、様相論理やラムダ計算などまで扱っているのはとてもありがたかった。特に個人的には時間論理について知りたかったので、初歩的な理解として分かりやすくて良かった。ただ、位相や写像などの用語が特に説明なく使われていた点が少し不親切な気がした。2018/09/28
non
1
再読。名著2016/02/27