内容説明
朝鮮王朝(李朝)500年の栄枯盛衰のドラマを活写する本格的通史。上巻は、李成桂の建国から、ハングルが制定された世宗朝、「チャングムの誓い」の舞台となった中宗朝を経て、第18代顕宗朝まで。
目次
開国前夜
太祖朝―創業の混乱期
定宗朝―混乱の時期
太宗朝―創業から守成へ
世宗朝―海東(朝鮮)の堯舜の時代
文宗朝―混乱の胚胎期
端宗朝―王朝の試練期
世祖朝―勲旧派の形成期
睿宗朝―卓越していたが短命
成宗朝―経国大典の完成
燕山朝―士林の試練の時代
中宗朝―勲臣と士林の対決
仁宗朝―短かった八か月の治世
明宗朝―権臣政治の典型
宣祖朝―士林の成長と士林政治
光海朝―北人の時代
仁祖朝―西人時代の開幕
孝宗朝―北伐の国是化
顕宗朝―礼訟の時代
著者等紹介
李成茂[イソンム]
1937年生まれ。ソウル大学文理学部史学科卒。同大学で学位取得。韓国精神文化院教授、ハーバード大学燕京研究所教授、チュービンゲン大学客員教授、韓国史編纂委員長などを歴任
李大淳[イデスン]
1933年生まれ。ソウル大学法学部卒。文教部高等教育局長、企画管理室長、湖南大学総長などを歴任。現在、日韓文化交流基金理事、日韓協力委員会社会文化委員長
金容権[キムヨングォン]
1947年生まれ。早稲田大学文学部卒業。主に、韓国朝鮮に関する著述、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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