出版社内容情報
最後通牒ゲームを題材として、進化心理学の考え方を使い、「経済人」ではない人間行動の原理に迫る。
内容説明
見知らぬ人に、なぜ親切にしてしまうのか?自粛警察の心理とは?なぜ、人の目が気になるのか?最古のゴシップって…?数百もの実験からみえてきた、人間行動の不思議に迫る!
目次
はじめに―もっとも不可思議な結果!?
第1章 謎解きの道具
第2章 ホモ・エコノミクスを探して
第3章 「目」と「評判」を恐れる心―なぜ独り占めしようとしないのか?
第4章 不公平への怒り―なぜ損をしてまでノー!というのか?
第5章 脳に刻まれた“力”―裏切り者は、見つけられ、覚えられ、広められる
第6章 進化の光
著者等紹介
小林佳世子[コバヤシカヨコ]
埼玉県川越市生まれ。埼玉県立浦和第一女子高等学校卒、東京女子大学文理学部社会学科卒、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。南山大学経済学部専任講師を経て准教授。専門は行動経済学、応用ゲーム理論、法と経済学。3児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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