ある心臓外科医の裁判―医療訴訟の教訓

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535519343
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C1032

内容説明

医学部教授が自らの名誉と人間の尊厳をかけて立ち向かった「虚構の嵐」、筆舌に尽くしがたい無念さの中で闘い勝利した4つの裁判が照射したもの、それはチーム医療に潜む陥穽、「白い巨塔」の病巣、医療報道の横暴…、すなわち今日の医学と医療、そして医療裁判のトータルな問題情況である。

目次

第1章 心臓病患者の手術死―衝撃的なマスコミ報道
第2章 心臓外科教授への道
第3章 医療過誤裁判との闘い(第一審)
第4章 マスコミとの闘い
第5章 主治医との闘い
第6章 心臓外科医との闘い
第7章 刑事告訴との闘い
第8章 代理人弁護士との闘い
第9章 医療過誤裁判との闘い(第二審・第三審)
第10章 本当の死亡原因は何であったか
第11章 この事件の教訓
資料

著者等紹介

大川真郎[オオカワシンロウ]
1941年3月和歌山県出身。1964年3月東京大学法学部卒業。1969年4月弁護士登録。1991年4月~1992年3月大阪弁護士会副会長就任。2002年4月~2004年3月日本弁護士連合会事務総長。2004年4月~2008年3月立命館法科大学院特別契約教授。現在、日本司法支援センター常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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澱粉

2
当時の報道には接していなかったので、この本で初めて知った。目次を見るだけでも全面戦争になっていたことがわかる。一方当事者側の人が書いたものなので、これだけを信頼するわけにはいかないけど(決してこの本に客観性がないということではなく)、スタート地点にあったのは、ただ人の心の弱さだったのかもしれないと思った。2012/09/22

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