誰のための人権か―人権擁護法と市民的自由

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535513877
  • NDC分類 327.7
  • Cコード C3032

内容説明

公権力による人権侵害に立ち向かえないばかりか、市民・メディアの表現・報道の自由に不当に介入し、規制する人権擁護法案の本質を批判的に検討。

目次

第1章 人権擁護法とは何か―人権擁護法案の概要と表現・メディア規制の動向(人権擁護法とは何か;表現・メディア規制の動向と個人情報保護法案 ほか)
第2章 条文解説―人権擁護法案の批判的検討(総則;人権委員会と人権擁護委員 ほか)
第3章 徹底討論 座談会・人権擁護法案の検討(佐久間達哉;梓沢和幸;田島泰彦)
第4章 比較研究 「メディアと人権救済」の国際動向(イギリス―ヨーロッパの動向にも触れて;アメリカ ほか)

著者等紹介

田島泰彦[タジマヤスヒコ]
1952年埼玉県生まれ。上智大学法学部卒業、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。憲法・メディア法専攻。現在、上智大学文学部新聞学科教授。毎日新聞「開かれた新聞」委員委員なども兼務

梓沢和幸[アズサワカズユキ]
1943年群馬県桐生市生まれ。一橋大学法学部卒業。1971年弁護士登論。日弁連人権擁護委員会人権と報道調査研究委員会委員長、国際法曹協会(IBA)人権協会共同副議長。ホームページで、メデイア問題等について発言をしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。