本当にわかる論理学―フシギなくらい見えてくる!

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  • サイズ B6判/ページ数 215,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534047588
  • NDC分類 116
  • Cコード C0010

内容説明

論理はすべての「知」の基礎である!「読む、書く、聞く、話す」以前の「考える」ためのルール。

目次

序章 「論理を学ぶこと」の困難
第1章 論理と論理ならざるもの
第2章 「論理」から「論理学」へ
第3章 論理学の規則を学ぼう
第4章 論理学の原理を確かめよう
第5章 「論理的な誤り」を避けるために
終章 演習問題

著者等紹介

三浦俊彦[ミウラトシヒコ]
1959年生まれ。89年、東京大学大学院比較文学比較文化専門課程修了。現在、和洋女子大学教授。研究分野は、美学、分析哲学、形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

13
論理学について、具体的な論理の例をたくさん挙げながらコミカルかつ明快に解説する本。自分がいかに論理的思考が苦手かがよくわかった。感覚で文章を読み書きするのをやめたい。2019/10/15

袖崎いたる

10
なんというか、ネイティブが母国語の語学書を読むみたいな感じで、具体例を示されれば「ああ、ああいう語用のことね」とわかるけど、その抽象である概念や説明には「おっ…おう…」みたいに及び腰とさせられてしまう感が、ぼくにはある。殆ど暗記物に思えてしまう…てな感じでぼくの論理学嫌いに拍車が掛かった観もある。とはいえ<目的-手段>も<論理-事実>も弁証法的であり、論理と倫理とは手を携えるべきであり、論理学の倫理的側面として寛容の原則――疑わしきは罰すべからずの構えがあることには、論理学にも柔らかさがあることを知った。2015/09/24

yooou

6
そんなには見えてこなかった。著者の性格の悪さみたいなのが見えるのも気になる2017/04/23

貴登

1
論理学自体は本当にわかりにくいもので、意味が分からないという人が多いのもしょうがないという印象。しかし、5章の語釈や詭弁の解説などは自分の発言を振り返るのに大事な項目であることは事実だと思うので学んで損はないと思う。 この本自体はものすごくわかりやすく嚙み砕いて表面だけ見せているので、通読することができる時点で価値はある。なぜなら、ほとんどの本が途中で断念するからである。著者の発言なのがちょっと気になるが、入門書としては悪くないと思う。2017/05/01

山名

1
第1章と第5章は読みやすい。第1章で論理を日常における倫理的な判断に安易に適用されることに慎重な筆者だが、一通り講義を終えた第5章では、「寛容の原則」に従って倫理的な判断への論理学の積極的な適用を推奨しているように感じられる(一読すれば分かる話だが、ここに矛盾であると指摘するのは不適当である)。他は知的好奇心を刺激されるも、数学Aや論理学を殆ど忘れている人には何のこっちゃというものだと思う。2017/02/05

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