内容説明
２１世紀を生き抜く力強い経理になれ！単純な事務作業はもう卒業！「改善力」「分析力」「報告力」「予測力」を身につければ、“会社から必要とされる経理”になれる！プロフェッショナルを目指す経理担当者に贈る究極の自己改造術。
目次
序章 経理は中国へ―経理業務はこんなに変わった！
第１章 経理力の磨き方
第２章 「改善力」―ＩＴ活用スキル／事務作業を捨てる技術
第３章 「分析力」―現状を把握するスキル／異常値を発見する技術
第４章 「報告力」―わかりやすく伝えるスキル／情報を共有する技術
第５章 「予測力」―将来に備えるスキル／資金を計画する技術
第６章 経理のキャリアアップ戦略
著者等紹介
児玉尚彦［コダマタカヒコ］
税理士。（株）経理がよくなる代表取締役。１９６２年生まれ。埼玉大学経済学部卒業後、外資系企業の情報システム部門、監査法人などを経て、児玉税務会計事務所・（株）経理がよくなるを設立。２００２年、中小企業を経理作業から解放することを目的として、「経理合理化プロジェクト」を発足。全国約２００の会計事務所とともに、全国の企業に対して経理業務の合理化を提案し、これまでに３０００社以上で成果実績をあげている。「経理財務面を中心に経営に役立つ支援をし、中小企業の成長発展に貢献する」ことを経営理念としている。また毎年１５００社以上が参加する経理セミナーの人気講師としても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mura_海竜
36
経理の具体的な仕事を通して、キャリアアップしていくにはどうしたらよいかが書かれている。自分の今の仕事がアウトソースされた場合に、仕事の価値がわかる。会社の仕事を通じて学んだ会計スキルが使えているか。武士が刀で大根を切っていないか。過去や現在の仕事から未来の仕事をするように切り替えていくこと。ITを使っているのに生産性が上がらない理由。経理以外の職種でも、会社のバランスシートやキャッシュフローなど基礎から一歩出たレベルで、学べる。個人的には頭が拒絶反応で、理解が進まない分野であるけれど。中古本。2015/02/22
majiro
10
流し読みで・・・まずは、その気になってみる〜。2018/07/17
shinjihm
6
パソコンのソフトウェアも進歩し、経理の仕事はかなりラクになりました。その分、コンピュータにはできない仕事をするべきだという内容です。そのスキルとして「改善力」「分析力」「報告力」「予測力」の4つがあげられています。経営者の常に一歩先を読みながら数字を分析し、必要なお金を確保する。経理という仕事もまた大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。内容がとても具体的なので経理をやられている方は即実践に活かせるヒントも盛りだくさんですよ。2015/12/23
02235
2
新任経理担当者として、何を目指すべきかを知るために読んだ。経理社員は一般に、数字のチェックはするが、物を伝える能力や文章を作成する能力が乏しく、この点では私の方がはるかに優っていることに勇気付けられた。従来の経理の仕事（仕訳、伝票、資料作成など）は、ルーチンワークで標準化して、現状の分析をもとに未来の予測ができ、それを分かりやすく伝える能力を磨くようスキルアップをしていかないと、ただの「帳簿屋」になり、アウトソーシングでリストラの対象になるということだ。2012/10/19
VooSee
1
図書館でまとめ借りした一冊。管理部門が縮小されていく今後に向けて経理担当に求められる力をまとめた本。手元にあった方が役に立つので借りるより買った方がいい一冊。2016/07/31
