出版社内容情報
フリーランスの著者が税理士から税金の講義をうけ、４コマ漫画を交えてわかりやすくまとめた本。本音で節税を語ってくれるセンセイと著者との漫才のようなかけあいで堅い税金の話がラクラクわかる。２００６年より変更される青色申告・消費税に対応した一冊。
内容説明
フリーランスの著者と話のわかる税理士による“目からウロコ”の税金講座。
目次
第１章 税金ってなんぞや？
第２章 カシコクいこう社会保険
第３章 記帳業務はシゴトの家計簿
第４章 ムダなく納税の青色申告
第５章 知らずにすまない消費税
第６章 いずれは見すえる法人化
第７章 しのびよる税務調査の影
著者等紹介
きたみりゅうじ［キタミリュウジ］
もとは企業用システムの設計・開発、おまけに営業をなりわいとするなんでもありなプログラマー。あまりになんでもありでほとほと疲れ果てたので、他社に転職。その会社も半年であっさりつぶれ、移籍先でウィンドウズのパッケージソフト開発に従事するという流浪生活を送る。本業のかたわらウェブ上で連載していた４コマまんがをきっかけとして書籍のイラストや執筆を手がけることとなり、現在はフリーのライター＆イラストレーターとして活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
257
マンガ家さんと税理士さんが対話しながら、フリーランスの人が知っておくといろいろ得することを勉強していく実用書。細かい数字や厳密な話は抜きにしているため、ざっくりとではあるが、基本的なルールや認識などをサクッと学べる。フリーランスになるつもりはいまのところないが、会社員が税金面で手間が少なく、その分だけ税金に関する意識が低いのだろうなあと感じる。台詞の頭にアイコンをつけてわかりやすくしたり、４コママンガをちょいちょい挟むなど、工夫がある良書。2018/01/19
えちぜんや よーた
31
経費計上の考え方が斬新すぎて笑えた。「下手な鉄砲も数打ちゃあ当たる」みたいなところとか。といっても独自の商売哲学と詳しい税務知識が必要なんだろうけど。10年以上前の本だけど知識欲がかき立てられたw2016/01/13
レリナ
27
税金に関する入門書としては最適。文章が読みやすく、会話形式、漫画を組み合わせたものになっており、わかりやすい。節税の方法なども書いてあるので、参考になると思う。減価償却など、専門用語などについてもわかりやすく解説されている。税金についてここまでわかりやすく解説している本はそうないのではないかと思う。税金についてこれから色々知らなければ、損だと思うので、勉強していきたい。税といっても種類が多々あるので、知っておかないでほったからかしにしていると痛い目をみそう。自分の知識を増やしていきたいという意欲が湧いた。2020/01/23
がいむ
25
知っていることも多かったけど、わかりやすい。4コマ漫画にも共感（笑）。時代も変わるので続編か改訂版出してほしいなあ2016/02/18
Amati
19
あまりにも解りやすすぎる解説書で某国家資格の難易度を落としたとまで言われた、きたみりゅうじ氏のマネー本(私もお世話になりました)。開業前に読んだ書籍の中では、今のところ一番です。ものすごく平易に「理解するまでが苦痛」系のお金に関するイロイロを誰にでも伝わるように書いていて、(私のように)副業ベースでソフトランディングしたい人間が無駄なく知識を得るための下地を作ってくれる。一見簡単な書き口なんだけど、内容も言葉も本当によく練られていて、そこらのハウツー本なんかよりも、物事を伝えることの勉強になった。2015/05/12
