好き嫌いで人事―能力主義でも成果主義でもない超アナログ組織論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784534039293
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

万年ブービーだった松井証券が、リテール分野では野村証券を追い抜くまでに生まれ変わり、社員1人当たり経常利益1億円を稼ぐまでになった要因は、独特の人材マネジメントにあった。松井社長自身がその秘密を初公開する!

内容説明

少数精鋭、超高効率、超高収益を誇る勝ち組集団・松井証券の「組織」「人事」「評価」「分配」の具体的な仕組みとそこに込められた経営思想を、社長自らが初めて明らかにする。

目次

第1章 組織論―「個の時代」に対応できる仕組みとは?
第2章 人材論―「個の時代」に対応できる資質とは?
第3章 採用・教育論―「商人」として自立して働くという意味
第4章 評価論―成果や能力を「客観的」に測れるわけがない
第5章 分配論―「働いて、もらう」というメンタリティに応える
第6章 リーダー論―社長業など株主から委託された職務に過ぎない

著者等紹介

松井道夫[マツイミチオ]
1953年長野県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、日本郵船に入社。義父の経営する松井証券に移り、95年に4代目社長に就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

15
まとまりがない。後からまとめるとか言いながら雑。詳しくない。適当。なんか嫌い。意味ない。自慢話多い。こんな感想しかないけど内容もこんなもんだからな。担がれてるだけだと思う。なんか言いたいことは先に言えっていう原則が守られてないから。あとでまとめますって2回いった時点で飛ばして先のところを読むよね。そうすると大した内容描いてないよね。だって好き嫌いで人事の部分が気になって借りたわけじゃん。そこをちゃんと深く書くべきでしょ。創業とか自慢とかそんなのどうでもいいんだから。2017/04/23

手押し戦車

9
単に頭脳明晰、優秀な人を集めるだけではなく異彩を放つ人が自由奔放に動き回れる舞台があって初めて形ができる。古いものを捨てないと新しいものは入ってこない。痛みを伴うが過去の累積を破壊し未来の成果の姿かたちを見極めるのは至難だ。計算出来るものを捨て計算出来ないものを得ることが創造的破壊。破壊の前に創造をするとイノベーションどころか失敗に終わる。先に破壊をする決断こそ明日に繋がる攻撃力だ。2014/09/04

Hisa888

2
松井証券を経営してきた中での企業像、人事像について述べている。決断とは捨てることであり、いかに虚業部分を排除していくかという視点は経営者ならでは。またその中でも人事には慎重な姿勢と繊細な配慮をされていると感じた。「思いや人間が人間を評価するという行為は神をも恐れぬ行為。そんな罪深い行為に手を染める以上、ぎりぎりの緊張感と畏怖をもってあたる必要」という言葉が印象に残っている。 2017/11/21

Humbaba

2
仕事仲間を選ぶ上で大切な事は,その相手と一緒に仕事をすることを受け入れられるかということである.能力や成果というのは正確に測定することが困難だが,好き嫌いというのは簡単に分かる.それによって人事を行うのは,公平という概念からは外れるかもしれないが,企業としては一つのあり方だと思う.2010/11/15

Eiji

1
社員150名で226億円の経常利益を稼ぎ出し、超高効率、高収益企業として知られる松井証券の、人材マネジメントに対する独特の考え方、仕組みを紹介している。給与体系は完全年俸制で、ボーナスや退職金もない。そして、人事評価の基準は「好き・嫌い」というユニークかつ斬新で、なるほどうならせる独自の人事評価システム。見習うべき点が多くあり、うちの会社でもいくつか導入してみたいと考えている。2005/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45413
  • ご注意事項