出版社内容情報
「トヨタ生産方式を一般企業の製造現場にまで広く普及させる」という目的で設立された「ＯＪＴＳ」は依頼企業の何に着目し、製造現場をどう変えていったのか。トヨタの現場で40年の経験を持つ「カイゼン伝道師」たちのカイゼン活動にスポットをあてた注目の書。
内容説明
トヨタの生産現場で４０年近いカイゼン経験をもつ「熟練職人」たちがいま、トヨタ式生産システムを普及させるための「スーパー・トレーナー」として、全国のさまざまな企業に対し、「実地のカイゼン指導」に乗り出している。すでに５０社以上で活動し、「顧客企業の営業利益を軒並み２ケタ以上伸ばす」「赤字企業を黒字に変える」など、次々に驚異的な実績を残し、カイゼン依頼を要望する企業は後を絶たない。本書は、トヨタ本社選り抜きの「カイゼン伝道師」たちが、現場のどこをどう見、どう問題点を探り、解決策をどのようにして顧客自身に考えさせ、カイゼンに成功していったのか―その全貌を実例をあげつつ、初めて明らかにする。
目次
プロローグ トヨタの「選ばれた伝道師たち」が生産現場を変える
第１章 伝道師の「カイゼン活動」を追う
第２章 「伝説の伝道師たち」はこうして生まれた
第３章 最強「職場診断シート」で問題点を洗い出せ
第４章 「生産管理」の現場を徹底カイゼンせよ
第５章 導入して知る、驚異のトヨタ式「品質管理」
第６章 「原価管理」のカイゼンが生産効率の高い企業をつくる
第７章 「職場管理」の壁をぶち壊せ
エピローグ 「トヨタ生産方式」を超える日
著者等紹介
水島愛一朗［ミズシマアイイチロウ］
１９５８年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、「経済界」に入社。ニューヨーク、ロンドン駐在。「経済界」編集長を経て、１９９８年に独立
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