出版社内容情報
毎月の給与計算から税金・保険関係の事務まで、なんでもこなさなければならない小さな会社の担当者向けに、必要な事務の流れとやり方を徹底的にやさしく解説。社員の採用・退職に伴う届出・手続きやパート・アルバイトにまつわる事務一切も網羅した決定版。
内容説明
月々の給与計算・所得税の源泉徴収・住民税の特別徴収事務から、社会保険・労働保険の徴収・届出事務、所得税の年末調整まで、定例的なあらゆる事務のやり方が初めての人でもスラスラわかる。実務のポイントを流れにそってコンパクトに解説。事務を行なっていくうえで必要となる帳票のモデル例や記載例付きの書式も網羅しているので、きょうからスグに使える本。
目次
1章 「給与計算」ってどういうことをするの?
2章 基礎が理解できれば給与計算事務はカ~ンタン!
3章 毎月の社会保険・労働保険・税金事務をまちがいなくこなすコツ
4章 給与と賞与の計算はこうして行なう
5章 年末調整のやり方と事務のポイント
6章 社会保険・労働保険の給付が必要になったときの事務
7章 採用・退職にともなう届出と手続き事務
著者等紹介
井戸美枝[イドミエ]
神戸市出身。社会保険労務士、産業カウンセラー、ファイナンシャルプランナー(CFP)、DCプランナー、井戸美枝事務所代表。平成2年、社会保険労務士事務所を神戸市内に開設。平成11年、業務拡大に伴い東京に事務所を設け、現在に至る。NHK等テレビ出演、企業や自治体などの講演、執筆にも活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨミトロール
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資料もスカッとしていて分かりやすい。社会保険って広義と狭義があるんだね。こういう本は2〜3冊比べながら読むといいね。2013/09/29
ワタナベ読書愛
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2003年発行。中小企業で行う経理・人事関係の事務処理を実際にできるようにしたマニュアル書。2021年では若干法律などの改正があり、実務には最新版のほうが現実的だが、「会社で事務処理を担当しているけれど、何をしているのかわからない」という人が大まかな流れを知るには良い。私はこの本を読んで、会社で実際に自分ではやらない部分の事務処理の流れや、意味、税金や手続きの仕組みがだいたいわかるようになったので役に立った。年末調整など、非常に面倒くさいことがわかり、処理してくれる人に感謝の気持ちが芽生えた。2021/02/13