数学の遺伝子―5本の指からはじまる壮大な物語

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784534035943
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学者は古代から、自然数、有理数、平方根、実数、虚数など新しい数を次々に発見してきた。これらの数を世界がどう取り込み、活かし、発展していったのか、また数学が最先端の科学やテクノロジーにいかに必要不可欠なものであるかを、わかりやすく解説。

内容説明

本書では、科学の進歩や最先端のテクノロジーを解説しながら、数のおいたちを語っていく。数の物語は、同時に世界の物語。RSA暗号やらベイズ確率やら、あるいは摩訶不思議なカオス理論やら量子コンピュータやらを紹介しながら、人間と数の織り成すエキサイティングなドラマを見せる。

目次

第1章 人間の指からはじまる壮大な物語(10進法の呪縛;E.T.は8進法を使う? ほか)
第2章 分数からはじまる不確実性との戦いの物語(分数は難しい?;分数の足し算は、どうして自然じゃないんだろうか ほか)
第3章 無理数からはじまる豊かな現実世界の物語(平方根には美が潜んでいる;ひもとコップと時計で作る平方根 ほか)
第4章 虚数からはじまるミクロの不思議物語(虚数が誕生したのは、数学が格闘技だった時代;現実にはフィクションが必要なのだ ほか)

著者等紹介

小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現職は帝京大学経済学部環境ビジネス学科専任講師。経済学者(数理経済学、環境経済学)として研究・執筆活動にいそしむかたわら、数学エッセイストとして数学関係の記事や本を数多く出版。日本ペンクラブ会員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

7
大昔に読んで、古本屋が買い取ってくれなかった本。分かりやすいですよ。

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