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松下で呆れアップルで仰天したこと―エンジニアが内側から見た企業風土の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534035455
  • NDC分類 545.067
  • Cコード C0034

出版社内容情報

"松下電器とアップルという両極端の会社に入り、仕事のしかた、考
え方、会議のもち方、ミスへの対処に至るまでつぶさに体験した著
者の、抱腹絶倒の企業読み物。外からでは絶対に見えない、わから
ない両者の姿から、「会社としてのあり方」を考えることができる。"

内容説明

松下電器とアップルコンピュータはハイテクメーカーとはいえ、会社誕生から組織運営、事業戦略にいたるまで企業風土がまったく異なる会社である。松下電器はコツコツとひたむきに仕事をする集団であり、コスト管理から就業時間管理まできちんとする組織的行動を重んじる企業である。それらは日本企業の象徴的な特質であり、どこの企業も実態は同じであろう。かたやアップルコンピュータは、創造的な発想とそれを取りまく自由な雰囲気から素晴らしい技術革新を遂し遂げた個人主義的企業であり、アメリカ企業の中でも飛びぬけて異色の企業体質をもつ。いずれにしても、この二つの会社は日米を代表する企業であることは間違いない。本書はこの極端に対照的な二つの企業に実際に勤めた著者が内部から見た、外からでは決して知ることのできない、おもしろく、時に過酷で、そして驚愕の体験を綴ったものである。

目次

1 松下電器の新入社員となって(寮生活のおもしろくおかしい実態;研修で歌った松下社歌はいまも忘れない ほか)
2 磁気記録事業部での試練の日々(ふるさと津山市の事業部へ配属;コンパクトフロッピーディスク事業の立上げ ほか)
3 コンピュータ部門への異動(社内公募で異動;大企業病の病状 ほか)
4 アップルコンピュータなる不思議の世界へ(そして私は外資系社員となった;Mac OSライセンス―言うは易く、行なうは難し ほか)

著者等紹介

竹内一正[タケウチカズマサ]
1957年、岡山県津山市生まれ。1981年、徳島大学大学院修了、ノースウエスタン大学Visiting Scholarとして金属疲労を研究。1981年、松下電器産業(株)入社、新製品開発に従事。以降、アップルコンピュータ(株)、日本ゲートウェイ(株)を経てメディアリングTC(株)代表取締役社長等を歴任。現在、ビジネスコンサルタント事務所「オフィス・ケイ」代表。事業立ち上げ、新製品開発、マーケティングの企画、支援を行なう
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうたろう

3
松下に限った話ではなく、日系企業と外資の考え方には根本的な違いがある。年功序列という社会主義的な日系の体質は高度成長時代なら良かったかもしれないが今の社会にはそぐわない。無意味な残業、低い報奨。これでは日系企業は世界から取り残されるだろう。2011/10/24

ニョンブーチョッパー

2
2011/10/31

Humbaba

2
会社によって空気というものは全く違っている.ただし,その中の何が良いのかという問題は,答えが人によって異なってくるだろう.例え一つの会社でうまくいかなかったとしても,環境を変えてみればまた違う実力を発揮できるかもしれない.2011/10/04

gerigari

0
アップルの復活も無ければこの本も世に出ることはなかっただろう。前半は良かったが後半がイマイチ。2016/01/17

tegege

0
最終的に自慢話に収斂を良しとするか否か。2013/05/01

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