出版社内容情報
失敗に終わることも多い、企業でのデータベース導入だが、データモデリングの手法を使えば、よりシンプルな設計で業務に使いやすいシステム構築が可能。やさしくその手法を解説し、すぐに対応できる業務別モデルを豊富に収録。IT屋も業務屋も必読の書。
内容説明
本書は、システム屋と業務屋の双方にデータモデリングの技術を学んでもらうための実用書です。そのために本書は、コンピュータの知識がなくても、また業務知識がなくても理解できるようになっています。第1部ではデータモデリングの文法や背景が解説されます。データベースの役割から始めて、データモデリング技術の理論やテクニックが説明されています。第2部は「データモデルの用例集」になっています。6つの業務分野ごとに、データモデルが「単純だけど硬直的」なものから「複雑だけど柔軟」なものへ発展する過程が示されます。
目次
第1部 データモデルとは何か(データベースとデータモデル;データモデリング入門;データモデリングの実際)
第2部 業務別データモデル用例集(商品管理;在庫管理;販売管理;購買管理 ほか)
著者等紹介
渡辺幸三[ワタナベコウゾウ]
新潟市出身。北海道大学理学部卒。(株)エス・イー・ラボにて、生産管理を主体としたさまざまな業務支援システムの設計・開発に従事。97年に、データモデリングそのものをデータモデリングして上流CASEツール「Design Saver」を自作した。仕事の傍ら、技術系パソコン雑誌で設計手法に関する記事を多数執筆している
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