出版社内容情報
論理的に書かれた文章は、読みやすく、理解しやすく、説得力が強い。作法やテクニックに終始する従来の文章読本に対し、本書は、「自分の主張を明確にし、根拠を示し、説得力ある文章を組み立てる」ためのポイントを、適切な事例をあげながらやさしく説く。
内容説明
本書は「論理的な書き方」が何であるかを伝える本です。また、「論理的な書き方」ができるようになるのを手助けします。つまり、「書き手が随想を連ねて終わり」という類いの本ではなく、プラクティカルな本であることを目指しています。
目次
1章 論理的に書くための基本
2章 主張の大原則
3章 根拠を詳しく書く
4章 論理的に構成する
5章 論理的に書くための基礎トレーニング
6章 自分の文章を書く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きつねchan
1
仕事で文書を作成する機会がある人におすすめできる本です。 文書作成の基礎について、かなり丁寧に記載しているため、この本の内容を習熟すれば、かなりまともな文章が書けるようになるのではないかと感じました。 上記の通り内容は真っ当で、タイトル通り文章は確かに論理的で読みやすいのですが、一部、鼻につく部分もあり、再読する気になれない、そんな不思議な本です。2019/04/08
KazXeon
0
私には相性のわるい本でした。(期待していた内容ではなかったからかな?) 2016/06/18
Q!たかあき
0
自分の書く文章が自分でも分かりにくいなと思っていたので読んだ。読んでいていまいちピンと来なかった部分もあってやはり論理的とは何かということを理解できていないなと思った。根拠を書く時、余計なことを書いてわかりにくくなることがよくあるし、納得させられない内容だったりすることに気づけたので今度からは少しはましな文章が書けると思う。もう一回読まないといけないなぁと思う。 しかしこれはあくまでも感想なのでここではそこまで気にしなくてもいいかとも思った。2015/07/02
スキル学院の とよやま
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作者はこの本の中で、日本語のいわゆる「名文」(と言われているもの)が如何に論理的でないかを、具体的に例を挙げながら繰り返しているが、その指摘は「日本の文章の読み方」として活用できる。 例えば、「~ではなかろうか」などという文末は日本では決して疑問文でなくて、むしろ断定に近いのだ。「論理的な書き方」としては全然ダメだが。 今、小中学生に国語を指導しているが、大変参考になる。作者の想定している利用法とは違うかもしれないが(笑)。 2014/06/25
いかちゃん
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論理的に書くポイントに留意して文章を書きたい。2014/02/02