内容説明
爆発・加速する情報と人が手にする価値ある情報との落差、それをどう埋めていくか―。情報の「師」ワーマンが、その方法をやさしく楽しく手ほどきする。
目次
情報でない情報の爆発
理解ビジネス
会話
言語=バベルの塔、誘惑、内容
理解の領域にしかけられた地雷
学習とは何がおもしろいかに気づくこと
教育によって学習させるのは、団体旅行客が冒険の旅に出るほど難しい
理解したものを土台にしてしか学習は起こらない
失敗、失敗、失敗…それでもなお
低脂肪情報によるダイエット
ニュース情報=書き殴りの壁新聞
文化情報=個人的な視点
参照情報=人間の認識能力という地図
テクノマニア=商品としての情報
情報不安症への処方箋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺぺ
1
学び続けることができたのは無知であるという態度を取り続けたからである2008/05/27
newpapa
0
この本に出会ったのは10年以上前。本の整理を繰り返すたびに生き残って今も手元に残っている。それだけ私にとって重要な本である。 特に人生哲学について書かれた本ではないが、自分が今陥っている状況、これからどのように生きていけばいいのか、その振り返る切っ掛けをあたえてくれる本である。 また自分が行っている仕事について振り返るのにも役立っている。仕事にダイレクトに関わる本ではない、しかし「人」と「情報」について根本を語っているので、その分だけ自分で現在の状態と照らし合わせて色々な解釈が出来る。 2014/08/13
tatemonogakari
0
情報の取り入れ方について再考するきっかけになった。何でも知ろうとするのではなく、自分が欲しいものは何かを考えて突き詰めることで個性が生まれるはず。そのうえで、知らないことへの興味を持ち続けることが大事なんだと思う。2012/05/25