内容説明
双子の仲の良い兄弟がいて、兄が光速ロケットで宇宙へ旅立ち、弟は地球でそのまま生活を。兄が元気いっぱいで地球に戻ってくるとそこには年老いた弟がいた。こんな面白い話、奇想天外な話題に事欠かない、《アインシュタインの相対性理論》。さぁ、私たちも「相対性理論絵巻き」で異次元空間の世界へ旅立ちましょう。
目次
0章 これが相対性理論です
1章 3次元の世界を超えて
2章 時間と空間って何だろう
3章 宇宙空間はエーテルの海?
4章 時間がバラバラの世界―特殊相対性理論
5章 空間が縮む世界
6章 光が曲がって進む世界―一般相対性理論
7章 曲がってしまった時空の世界
8章 宇宙の誕生と終焉
9章 暗黒のブラックホールが宇宙のナゾを解く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はーと
1
予備知識があり、かつ興味があるので20分ほどで、読了。本文は読みやすいレイアウトを採用している。マッハの哲学的なニュートン力学への反論を通じアインシャタインが特殊相対性理論を思い付かせた。何となく納得した。2015/03/23
su96
0
ノートにまとめながら読んでいたので、非常に時間がかかりましたが、非常にわかりやすいです。また、特殊相対論、一般相対論だけでなく、それに関わる物理的な部分、そして宇宙創成についてまでわかりやすく書かれていて、非常に満足でした。この流れで、次はサイモン・シンの宇宙創成を読んでいきたいと思います。2012/03/06