ヴィークル・グラフィック
鉄道廃墟―棄景1971‐

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784533038235
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C2065

目次

黄色い都電の走った風景―東京都電1000形
透明な汽車―天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅
雪より綺麗な街―越後交通長岡線
百年前に造られたトンネル―東海道本線石部隧道
ロイスダールの森林鉄道―入川森林鉄道
掘りつくされた無人の野―持倉銅山
廃墟の蛾―国鉄丸山変電所
避暑地に行くまでに見えたもの―信越本線碓氷第六橋梁
ロープウェイの少女―小河内観光開発川野駅
川のふちを走りつづけた電車―大井川鉄道モハ306

著者等紹介

丸田祥三[マルタショウゾウ]
写真家。1964年東京都新宿区生まれ。71年和光小学校入学。87年和光大学経済学部卒業。87年東映株式会社入社、テレビ事業部に勤務。92年同社退社。写真家に転身。94年日本写真協会新人賞受賞。著書に近代遺跡写真集『棄景―廃墟への旅』『棄景II』『東京―棄景III』『少女物語―棄景IV』(春秋社)。フォトエッセイ集『1977鉄道少年の旅』。共著は『日本風景論』(春秋社)ほか多数。新聞、雑誌、ムック、単行本装丁用写真、CDジャケット写真、イベント映像製作等、その活動は幅広い
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感想・レビュー

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HERO-TAKA

15
廃墟の中でも廃線の駅舎や線路、打ち捨てられた車両、その周辺の風景などにフォーカスを当てた写真集+α。写真は最高。見開きにカラー、もしくは演出によりモノクロで登場する風景は、構図も良く、迫力があり、作者の意図とその場の空気が伝わってくる。だが、写真以外の+αが読み手にとっては引っ掛かる。ひとつひとつの風景に関するコラムが掲載されているのだが、その文章が作者の思想や主義に基づいたものばかりで、またか……とうんざりさせられる。作者にとっては日本が置いてけぼりにする、鉄の塊の姿を「棄景」として捉えているのだろう。2019/01/10

takao

1
廃墟となった客車は不気味2016/03/06

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