感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
15
全盛期には40系統・213キロを走っていた「都電」当時と現在では街並みは激変している。その30年の対比を1冊の本にまとめた本。黄色に赤帯の都電が走っていた頃は広い空だった東京もビルに阻まれて狭く・小さくなっている。2020年の東京オリンピック、どんな風になっているのだろうか…古き良き時代を知る貴重な資料。2015/10/30
くるぶしふくらはぎ
13
かつて母の実家や父の親せきの家にに行くときは、都電に乗った。こんな時代も、あったんだ。2015/05/03
ひねもすのたり
9
1967(昭和42)年。消え行く都電を惜しんで都内各所で撮られた都電のある風景。 そして1997(平成8)年。それらの撮影場所を特定し撮影された都電の消えた30年後の風景。都電というアイテムを用いているものの同じ場所、同じアングルで撮影された二枚の写真の対比は30年という時間の流れを的確に捉えていて実に興味深いです。そして、この撮影からさらに17年・・。都内に土地勘のある方なら勿論ですが、そうではない方もストリートビューでチェックするなら1967→1997→2014の流れを追うことが可能です。 2014/07/15
たかしくん。
2
もはや、東京の街の定点対比の、定番でしょう。都電廃止がきっかけではあるものの、本当に頭の下がる良作です。2012/12/16