出版社内容情報
図解を描くことで、どう自分のアイデアを広げ、深めていくか。どうすれば相手が理解しやすい図解を描けるか。「図解塾」での添削・指導を「実況」する形式でスキルとテクニックを解説する図解表現と図解思考の教科書。
内容説明
図解表現には正解はない。さまざまな表現が可能である。本書では、同じテーマについて図解塾の塾生たちが描いた複数の図解を比較しながら、図解表現の個性と広がりを学ぶ。はじめて図解に取り組む人でも安心。基本スキルやより良い図解表現のためのコツ、テクニックを総まとめにして解説する。
目次
第1部 図で考えるための図解表現―図解の基本スキルを学ぶ(箇条書きを捨てて図解コミュニケーションの世界へ―図解で思考力と発想力を鍛えよう;マルと矢印だけで、すべて図解できる―「構造と関係」を表現する;図解の基本は「大胆に、そして細心に」―鳥の視点で全体の構造から描く ほか)
第2部 図で考えると思考が深まる―図解の「深さ」を味わう(図解することの最終的な目的―トレーニングを始める前に;人間とコンピュータの能力について図解する―ビジネス戦略に応用して議論したケース;「IQテストと人間の能力」について図解する―図解を完成させず、別の形で議論を深めたケース ほか)
第3部 図解は個性が出る表現法―図解の「広さ」を味わう(論文「米国経済を問う」を図解する―密度の濃い論文をどうまとめるか;集団から個人へ、社会の変化を図解する―違いを浮き立たせるにはどうするか;新聞の社説を図解する―論理的な文章でも表現方法はさまざま ほか)
著者等紹介
久恒啓一[ヒサツネケイイチ]
宮城大学事業構想学部教授。1950年生まれ。九州大学卒業後、日本航空入社。広報課長などを務めるかたわら知的生産の技術研究会(現、NPO知的生産の技術研究会)に参加し、勉強会の成果をもとに著作活動をおこなう。97年、宮城大学教授に就任。「ビジネスコミュニケーション論」「情報表現論」などの講義を担当。図解仕事人、図解思考の伝道師、そして図解によるキャリアカウンセリングの提唱者として、教育・著作・講演・地域貢献と幅広く活躍している
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