三度目の奇跡 日本復活への道

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532354671
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

内容説明

奇跡は起きるものではない、起こすものだ。だからこそいま、厳しい現実を直視しよう。明治維新、戦後復興に続く“第三の奇跡”を起こすための日本経済の処方箋を探る。

目次

第1章 大震災にひるまず―「奇跡」を起こせ(「復元」から「復興」、そして「創造」へ;それでも企業はとまらない;日本よ、世界を救え;今すぐ求められる「復興の工程表」)
第2章 平均年齢45歳の国の未来図(のしかかる「人口減×高齢化×財政難」;いまこそ現実を直視せよ―戦時の失敗に学ぶ;人材育成もグローバル仕様に;平和国ニッポンの理想と現実―国防に対する意識;世界から背中を押される前に;実名5億人の衝撃―ネットは政治を鍛えるか;さらば核家族―3世代連結の家計防衛;世界から見る日本の不思議;「働きたい」を呼び覚ます;ドラッカーの予言―「遺産」生かし未踏の域へ)
第3章 いまこそかじを切れ(企業年金の既得権化を打ち破れ;農の現場は「開国前夜」;我々は世界と戦える―ベンチャーの「ナガトモ」を探せ;廃校転じて「福祉」となす―復興で再び列島改造を;「吹きこぼれ」人材をどう生かす;職員6人でも町は動く)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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日本はこの時代、GDPの2倍近い借金を抱えている。日本が先進国の一つとして生き残るには、明治維新、戦後復興に続く三度目の奇跡を起すしかなく、東北大震災という困難から立ち上がるにはその奇跡を起すしかないとしている。復興から創造へとして、被災地では希望がほしいという意見がある。問題として、人口減、高齢化などを挙げており、労働力が500万人も減ったことや、中国から見た隣国の今などについて書かれている。今こそ、日本人としてかじを切るべきだとしている。2016/01/08

オレンジチョウチョ

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少子高齢化・経済不況・政治の不信・そして東日本大震災―――私たち若者って今が時代の転換期っていうこと意識してる人少ないんじゃないかな?という私もこの本見てやばいんだって初めて思ったひとりです。のほほんと生きていきたいと思ってたけど、どうやらそうもいかないようだぞ。2012/03/19

しょういち

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2011年元旦から始まった、日経新聞連載記事「三度目の奇跡」を大震災の影響を踏まえ、加筆したうえで出版された本。 明治維新、戦後復興に次ぐ、三度目の奇跡。「神風も偶然もない。一人ひとりの意志の力が試される難事業」財政・年金・医療・雇用・教育、あらゆる問題を戦後から現代まで、日本とそれを囲む関係諸国の現状をデータなどで簡単ではあるものの、わかりやすく解説している。 そのため勉強にもなる点が多い。「成長を知らない」我々、若者が主役となる「三度目の奇跡」 非常に困難ではあるが、若者が動かなければ国は変わらない。2011/06/02

ろぐすけ

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二度あることは三度あって下さい。そう願いたい本です。明治維新、戦後の経済成長はいずれも、外人さんからの圧力がきっかけで、重い腰を上げ大改革かましての奇跡。三度目もどこか外人さんに圧力かましてもらわないと。2011/07/26

asajee

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考えや分析は少なく、あくまでも取材で得た日本経済の現状が中心の本。だから、好感がもてた。震災でとどめを刺されたような日本経済。でも、そんな中で次の一手を考え、実行しようとする企業・人がいる。苦しいけど、3度目の奇跡は起こせる。しかも今回は、初めて、外圧からではない奇跡が。そう信じたい2011/07/22

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