20歳からの金融入門

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532353612
  • NDC分類 338
  • Cコード C0033

内容説明

なぜ預金すると金利がもらえるのか?なぜ銀行というビジネスが成り立つのか?学校では教えてくれない金融の役割と仕組みをやさしく解説。

目次

第1章 金融とは何か?
第2章 金融をかたちづくる部品
第3章 お金の流れ方―さまざまな金融のすがた
第4章 なぜ違う「乗り物」に乗ってお金は動くのか?
第5章 お金の「通り道」になぜ違いが生まれるか?
第6章 さまざまな金融機関
第7章 さまざまな金融の技術
第8章 チャンスを生かし豊かさに変える産業

著者等紹介

美和卓[ミワタカシ]
野村證券金融経済研究所経済調査部シニアエコノミスト。1968年静岡県生まれ。1990年、東京大学教養学部卒業後、野村総合研究所入社。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了等を経て、2004年に野村證券に転籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーさん

8
金融の単なる基礎知識をだらだらと語るのではなく、子どもを教育するという視点をいれつつ書かれている点が面白いと感じた。確かに、生々しい話になってしまうことから子どもに対する「金」の教育がおろそかになっているのではないかと思う。金を稼がなければ生きていくことができないのだから、むしろ一番教えるべきとも言える内容なのに、それを軽視している教育環境は改善しなければならないのだろう。タイトルは20歳からとなっているが、中学校位の段階での課題図書に挙げられてもよいのではないか。2014/03/14

本のブログ

3
金融には種類が多くあるように見えます。だからこそ複雑そう。けれども多くの金融の仕組みは、取り扱うのが借りて返さなきゃいけない「負債」であるのか必ずしも返す必要のない「資本」なのか、それらが銀行のような「中継所」を通るのか「市場」を通るのか、の組み合わせでしかないそうです。ではなぜ負債は返す必要があって資本は返さなくてもよくなるのか、などの基礎になる部分の説明もされていて、そのあたりの前半は特にわかりやすい。終盤の証券化のあたりは少し難しかったけれど、金融とかほとんど知らなくても分かりやすくできていました。2011/10/15

ぺちこ

2
部屋にあった昔買った本。わかりやすいと思うけど文字ばかりでわかりにくい箇所も。インフレになったら金利が上がる理由がすごくわかりやすく書かれていて、これからの物価上昇、インフレ推奨のアベノミクスが向かう道が見えてきた。2013/05/28

gondan

2
★★☆ 金融を大きく「資本」と「負債」に分けて解説している、今までにない視点でとてもわかりやすいと感心しました。全体的には、「投資」に対して肯定的な内容が特徴。サブプライムのあとに、肯定論を出す勇気は素晴らしい。2011/07/22

アパッチ

1
金利は時間を買うための値段である。2019/03/04

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