出版社内容情報
私が五年間半閣僚として学んだ最大のこと、そして読者に伝えたい最大のポイントは、「日本を改革するのは容易なことではない」ということだった。我々は、”日本という難問”に今後とも正面から向き合わなければならない。(本文より)
内容説明
不良債権処理、郵政民営化、経済財政諮問会議―。舞台裏で何が起きていたのか?経済再生の司令官がすべてを語る。
目次
序章 改革の日々が始まった
第1章 小泉内閣という“奇跡”
第2章 金融改革の真実―“不良債権”という重荷
第3章 郵政民営化の真実―改革本丸の攻防
第4章 経済財政諮問会議の真実―政策プロセスはどう変わったか
終章 日本経済二つの道
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
1951年和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所主任研究官、ハーバード大学客員准教授、大阪大学経済学部助教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣。2002年に金融担当大臣、2004年には郵政民営化担当大臣を兼務。2005年総務大臣。この間、2004年に参議院議員。2006年小泉内閣の終焉とともに辞職。慶應義塾大学グローバルセキュリティー研究所教授・所長(経済学博士)。主な著書、『研究開発と設備投資の経済学』(サントリー学芸賞受賞、東洋経済新報社、1984)『対外不均衡のマクロ分析(共著)』(エコノミスト賞受賞、東洋経済新報社、1987)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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