ドキュメント・ダイエー落城

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532351373
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0034

内容説明

ダイエー再建問題で産業再生機構活用を巡るダイエー、主力取引銀行の綱引きは金融・産業史上でも異例の攻防となった。再生機構活用を強く迫るメーンバンクに対し、借り手のダイエーは拒否し続けた。特に10月13日の再生機構への支援要請までの一週間は「法的整理」ぎりぎりまで双方譲らない「チキンレース」の様相を呈していた。その間、ダイエー、主力取引銀行、産業再生機構、金融庁、経済産業省などの関係者は何を考え、どう動いたのか。ダイエー危機の実態に迫る迫真のドキュメント。

目次

第1部 ドキュメントダイエー攻防―機構か民間か揺れた舞台裏(イエスかノーか、緊迫の一週間;絡み合う思惑;崩壊の足音―引き金はUFJ危機)
第2部 修正続きの再建計画―迷走の真実(中内経営の挫折―九八年経営危機;迷走は続く―なぜダイエーだけが救済されたのか;展望なき改革の果てに―再生シナリオの誤算;身売りに揺れるホークス;ダイエー再生に何が必要か)
終わりに ダイエーとはどんな存在だったのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
大きな企業であればあるほど,潰れた時の影響は大きくなる.また,債権者としても相手を痛めつけることではなく,少しでも多くのお金を手にすることが大切である以上,不満であっても受け入れざるをえない状況もありえる.2013/01/29

ぱんぷきん

1
なんのために時系列を前後させた構成にするのか。わざわざそうする必要性を感じず、ただただ読みにくい。おまけに客観的に書かれていることがマイナスに働いており、視点をどこに置くべきか分からず、それぞれの思惑が絡み合って、ぐちゃぐちゃしていて、うんざり。流通業の話題は好きなのだが、誰が主導権を握るかといった政治力の話になってくると興味が持てないみたい。それにしても表向きと裏で言うことが異なる国のやり方には心底落胆した。竹中平蔵も出るし、阿鼻叫喚である。最初はダイエー社長に否定的だったけど、最後は同情的になった。2020/05/29

ともあきほ

0
文章としては面白くない、これが日経の本か・・というくらいに 2005/02/15

中川肇

0
良い 廃棄 2020/10/02

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